アンダーテイカー

アンダーテイカー(Undertaker)とは、レプリカントの廃棄処理に携わる者のうち、違法取引、脅迫、詐欺などの犯罪行為で利益を得るものを指す。

概要

レプリカントは、その運用性質上、関わった人間の極度にプライベートな情報を蓄積する。当然、所属していた組織の機密情報などにも触れており、これらの漏洩は甚大なリスクを孕む。その為、廃棄処理には国の認可および定期監査が義務付けられている。また、廃棄処理の工程も全て記録、保存しなければならない。しかしながらレプリカント自体の品質、またはそれが保持する情報の質によってはかなりの高額で取引され得るため、違法行為に手を染める者が(僅かながらも)後を絶たない。こういった連中がいつしかアンダーテイカーと呼ばれるようになった。

レプリカントの廃棄処理にはGRAMをはじめとする記憶領域の物理破壊のみならず、義体側に残された化学的痕跡すら完全に消す特殊技術が必要であり、処理技術の各工程にもそれぞれの専用ライセンスがある。

アンダーテイカーを利用するメリットは、処理にかかる金額が比較的安い傾向にあること、レプリカント登録番号を確認されないこと、本人確認書類がいらないことなどがある。但し、当然ながら情報の安全は保証されない。