百波瀬ここあ
百波瀬ここあ(ゆわせここあ、10月19日-)は、日本の女子校生兼、魔法少女。東京都新宿区出身。
百波瀬ここあ
出身地 | 日本 |
誕生日 | 10月19日 |
身長 | 149cm |
血液型 | B型 |
3サイズ | 89/57/86 |
来歴
幼少期
ITエンジニアである父・百波瀬匠と、看護師である母・静奈の長女として生まれる。父は残業が多く、基本的に母が仕事を減らして育児をしていたため、母と過ごした記憶が強く残っている。
あまり手のかからない大人しい子であり、両親が仕事の際は近所の家へ預けられることも多く、近隣のおばさま方からも大変愛されている。
保育園などには通わず、また近所にも同年代や年下の子はいなかったため、これといった友人がおらず、基本的に年上に囲まれて育った。しっかりした子に育ってほしいという母の思いから、この頃から少しずつ家事を教えられる。洗濯物を畳んだり、雑巾がけをしたり、サラダの盛り付けをしたりなど、簡単な家事を手伝うようになっていた。
自分が楽しいと思った事には熱中する性格が幸いして、本人なりに楽しんでいた様子。
少女期
小学校入学時。同じ年の子に囲まれる環境を喜んだここあは、男女問わずたくさんの友人を作った。
クラスの中心人物として頼りになる子であり、クラス委員長への推薦もあった。しかし、自分が周囲を引っ張るよりは、引っ張る人を支える方が向いていると幼いながら理解していたため、辞退していた。当時の成績そのものは並程度。
母が双子を妊娠したことが判明すると、年下の家族ができるとしてこれを喜んだ。しかしここあ9歳時、双子の弟・達哉と和哉の出産と同時に母が死亡。
亡くなる直前、『家族のことをお願いね』と託される。その言葉通り、近隣のおばさま方の協力も得つつ、父と共に双子の弟の面倒を見るようになる。
またこの頃から、自分が家族内で母親のような立ち位置になった影響か、何事にも熱中せずに一歩引いて様子を見るようになる。中学に上がる頃にはすっかり母親としての役割が板につき、部活動や委員会に参加せず、放課後に友達と遊ぶこともほとんどなかった。
早起きして朝食とお弁当を作り、掃除洗濯を行い、登校。学校からまっすぐ帰って保育園に預けた達哉と和哉を迎えに行き、買い物を済ませ、夕食を作りながら帰ってくる父を出迎え……というルーティンを毎日こなしていた。
自由な学校生活を送れないことを父は心配するが、ここあ自身がその生活を楽しんでいた。かつて自分を育てるときに母も体験したであろう生活。似たような毎日を送ることで、亡くなってしまった大好きな母との繋がりを感じられていたからである。
都立有羽学園期
父親には好きな学校に進学しなさいと言われていたが、家計への負担を考え、都立の有羽に進学。
同時に達哉と和哉が小学校へ入学したため、少しだけ生活に余裕ができ、自分の時間を作れるようになる。この時間を利用して、本来の勉学と、以前より興味を持っていた服飾の勉強、知り合いの奥様方が多く働いていてシフトの調整がききやすい近所のスーパーでのアルバイトを始める。
忙しい日々を送っているせいで友人は多くないが、その容姿と表面上で作っている天然気味な雰囲気のおかげで有羽の有名人となっており、彼女を慕う者は多い。
ある日、同じく家族を亡くした境遇である袖城セイラと意気投合し、親友と呼べる間柄になる。
家族構成
父 百波瀬匠
母 百波瀬静奈(旧姓:長谷川)(故人)
長男 百波瀬達哉
次男 百波瀬和哉
人物
料理
得意料理は母から直々に伝授された特製ソースを使った『お子様プレート』。達哉と和哉が非常に好んでおり、家事を手伝ったり学校の行事で活躍した際に、ご褒美としてよく振舞っている。
他にも父親のためのビールに合うおつまみや、好き嫌いの多い達哉和哉のための野菜をふんだんに使ったなんちゃってハンバーグなども得意。
家族や料理を振る舞った友人らには一流シェフなどとよく言われるが、本人は否定している。
作っているのは基本的に特売の食材や冷蔵庫のあまりものを使った料理ばかりであり、一流シェフと呼ばれるには、使っている食材が安っぽすぎると考えているからである。
実際、珍しい食材の調理や、フレンチのように凝った料理は得意ではない。
部活
部活動に入ったことはなく、あまり興味もわかない様子。
ちなみに毎日の家事である程度体力はあるものの、運動をほとんどしないので筋力はほとんどない。もし入るとすれば手芸部か美術部あたりが良いと考えている。