槍水りり
槍水りり(やりみずりり、8月7日-)は、日本の女子校生兼、魔法少女。東京都杉並区出身。
槍水りり
出身地 | 日本 |
誕生日 | 8月7日 |
身長 | 156cm |
血液型 | AB型 |
3サイズ | 93/58/84 |
来歴
幼少期
長距離ドライバーである父・槍水優斗とネイリストである母・梨奈の元に生まれる。また、年の離れた兄がいる。兄はアパレル店員で見た目がチャラいため、カップルであると間違えられることが多々ある。
父と母は中学の同級生で、当時からよくつるんで夜遊びなどをしていた。その後進学すると、2人は曖昧な関係のまま子供を授かってしまう。
母親はその妊娠を機に高校を中退した。母は、兄を産んだ後にネイリストの資格を取得して働き始めた。父も長距離ドライバーで家を空けがちで両親共に面倒を見れず、りりは両親といた時間よりも保育園にいた時間のほうが長かった。
保育園では、クラスのリーダー的な存在になっており、どんな子にも仲良く接していた。お母さんと離れたくなくて泣いている子供たちを慰めたりするなど、小さい頃から姉御肌的なところがあった。
少女期
小学校に入学後も変わらず両親は共働きで家にほとんど居なかったため、毎日クラスの友達と放課後に遊ぶのがルーティンとなっていた。
りりは家に帰っても1人なので、辺りが暗くなっても遊び続けていたかったが、友達は「お母さんに早く帰って来なさいって言われたから」と帰ることが多く、そのように帰宅を促される友達が羨ましいと思っていた。
幼少期から片鱗を示していたリーダー気質な性格は小学生で本領を発揮し、イジメや喧嘩などを解決する存在になっていた。そのおかげでりりの学年は開校以来の平和な学年だと教師から伝説扱いをされている。
中学に入学すると、親が別居する。原因は父・優斗の浮気癖や酒癖、ギャンブル癖であり、それが原因でりりは大人という存在に対する敬意を捨てた。そんな父親の影響で男性に対する信頼もなく、『基本的に男はアホだ』という精神を持っている。
また、中学ではマリアンヌと出会っている。当時のマリアンヌはクラスでイジメられていたが、りりが解決したことで2人の関係はより深いものへと変化した。
イジメを解決した時から、りりはマリアンヌのことを守らなければならないという保護者的な感情を強く持っている。
進路決定時にも、マリアンヌが進学した学校を選んでおり、その理由の大部分を占めるのは、前述の通りマリアンヌを守るためである。
私立聖チャールズ学院期
マリアンヌと同じ聖チャールズへと入学する。ダンス部に所属しており、ヒップホップを担当している。「ダンスしてる子ってかわいくね?」という単純な理由から入部をしたが、特段ダンスが上手いわけでも好きなわけでもないため、部活の出席率は低い。
練習に顔を出すことは少ないものの慕ってくれる後輩は多く、文化祭の出し物でダンスをする時は、りりと書かれたうちわを振って応援する後輩が続出するくらいの人気を誇る。
居心地がいいからという理由でゲームセンターに行くことが好き。中でも対戦型格闘ゲームはよくプレイしており、腕前はなかなか。
学院に入学をしてから、漠然とした退屈やズレを感じるようになり、マリアンヌのように夢中になるものがないことや何も成せずに過ぎていく時間に不満を抱えるようになる。
家族構成
父 槍水優斗
母 槍水梨奈
兄 槍水颯太
人物
みんなの姉御
見た目が派手なので初見で距離を置かれることが多いが、コミュ力が高く、誰にでも分け隔てなく接するため、基本的に皆から好かれる存在である。
しかし、なにを考えているか表面上で分からない人間と接することは少し苦手で、強く自分を出せなくなってしまう。
論理的に物事を思考するのがかなり苦手なので、直感的に動くことが多い。しかし、周りのことをよく見れているため、周りが引くような行動は取ることがない。
また、間違ったことやハッキリしないことが大嫌いなので、曖昧にせず解決に運ぶことから、みんなから姉御のように慕われている。
ダンス部
『部活紹介』で披露されたダンス部のパフォーマンスを見た際に、未経験にも関わらず直感で入部を決めた。
未経験ではあったが持ち前のリズム感でダンスをこなし、難しいヒップホップを担当することになった。ダンス部でもコミュ力の高さを活かし、まとめ役を担っていたが、5月を境に部活への出席率は一気に下がってしまった。
その理由はダンスが本当にしたいことか分からなくなったという、またもや直感的なものであった。