ユラギ
ユラギとは、並行世界同士を局所的に繋ぐ超空間、およびその現象のこと。
概要
ユラギの物理的性質や発生条件は明らかになっていないものの、一部のゲルテや悪魔にはユラギを作り出す能力があることが知られている。
大きさは千差万別であるが、多くが球体、もしくは半分が地面に埋没したドーム状である。大型のものだと天頂部が見えなかったり、曲面との認識ができず巨大な壁面として視認される場合もある。
ユラギが『晴れる』際は、そのままの大きさで、上部から徐々に消えていくように視認される。ユラギの内部からは、天頂部から下部へと、徐々に色が薄く透明になりながら消滅していく様子が観察できる。
外観
悪魔や魔法少女が外からユラギを見ると、半透明の流体(もしくは蜃気楼と表現される)の壁面が揺らいでいるように見える。多くの場合、普通の人間には知覚できないため、誤って入り込んでしまうことがある。
内部
ユラギの内部は通常の空間と変わらないが、内壁は粘度の高い流体でドーム状である。ユラギ外から見る場合と違い、内部からは普通の人間でも目視が可能である。
その他
ユラギの一種に『泡沫空間』がある。これは入り口も出口もない、閉鎖空間である。内包したエネルギーの減少に伴って収縮し、最終的に蒸発する。
※下記にはMGCM第2部以降のネタバレが含まれます
以下ネタバレ■■■■■■■■■■■ 世界でネメシス達が閉じ込められていた空間がそれにあたる。