雪船エリザ
雪船エリザ(ゆきふねえりざ、6月17日-)は、日本の女子校生兼、魔法少女。東京都港区出身。
雪船エリザ
出身地 | 日本 |
誕生日 | 6月17日 |
身長 | 161cm |
血液型 | AB型 |
3サイズ | 83/55/81 |
来歴
幼少期
雪船グループを経営している父・雪船健とファッションデザイナーの母・さおりとの間に生まれる。祖母の雪船イザベラはアメリカ人であるため、エリザはアメリカと日本の血を引くクォーターとなる。
両親は仕事で世界中を飛び回っていることが多く、彼女の世話は執事であるジェームズ・ジェンキンスが行っていた。
2歳までは日本にある雪船家の本邸で過ごしていたが、その後白銀台にある今の家を両親に与えられる。以降、日本にいる時はそこが住居となる。
彼女本人の資質や雪船家の英才教育により、幼いながらに小学校高学年程度の学力と知能を持つように。ある日、家にあるテレビの仕組みに興味が湧き分解したことがきっかけで、機械やプログラムに関する知識を身に着けていく。
東山陽彩とは再従姉妹の関係であり、エリザが6歳のときに雪船家の親族の集まりで出会った。その時、陽彩が読んでいた難しい本を「自分はとっくに読破している」とマウントをとったことが、以降長く続く腐れ縁のきっかけになっている。
少女期
日本の私立小学校に入学し、3年生までを過ごす。
日本人離れした容姿と、その知能の関係で学校内で少し浮いた存在になっていた。また、高飛車な性格のため親しい友人ができず、1人で過ごすことがほとんどだった。
その後、両親の仕事の都合でアメリカへ留学することに。
アメリカでは他の生徒と容姿が近しいこともあり、日本時代と比べてクラスメイトとの仲は良好だった。しかし、エリザのめんどくさい性格が災いし、親しい仲の友人を作ることはできなかった。
両親とも会えない日々が続き、世話役として留学先にもついていったジェームズのみが、彼女の話し相手となっていた。
社交界に顔を出すこともあり、そこで知り合った同世代の人間とは時たま手紙やメールなどで連絡をとることもあった。しかしエリザにとってそれらの関係は「ビジネス」のようなものであり、友人と呼ぶには程遠かった。
また、エリザを口説こうとする男性も数多く現れていたのだが、当の本人は口説かれている自覚はなく、退屈な時間を過ごしていただけだったらしい。
私立武良穂期
留学を終え日本に戻ると、都内でも有数の進学校である武良穂に入学。
1年時は、彼女の特異なキャラクター性と周囲とのIQ差から会話が噛み合わず孤立することも多かった。
しかし2年に進級し、陽彩が入学してくると状況は一変する。陽彩が生徒会に所属すると、対抗意識から後を追うようにエリザも生徒会役員となり蒼や丹とも関係性を持ち始める。
生徒会役員としてのエリザの活動は突拍子もない物が多く、「学園祭でロケットを月まで打ち上げようとした」「学校の敷地内に遊園地を作ろうとした」など数多くの伝説を残している。
それらのエピソードは周囲の人間から見て「とっつきにくい美人」から「変わってる・面白い変人」という評価に変わるものだった。
一方、変な発明を学校で試すことや、生徒を実験材料として見るような時もあり、まだ彼女に対して畏怖の念を抱く学生もわずかながらに存在する。
家族構成
父 雪船健
母 雪船さおり(旧姓:藤間)
祖父 雪船隆茂
祖母 雪船イザベラ(旧姓:スチュワート)
人物
負けず嫌い
エリザは非常に負けず嫌いである。
これは幼少期から施された雪船家の教育方針が起因の1つでもあるのだが、彼女自身が持つ生まれ持った性格が大きい。
自分と近しい場所にいる陽彩には特に負けたくないらしく、事あるごとに張り合っている。陽彩にできて自分にできないことはあってはならないと影で努力しているのだが、その努力をひけらかすことはしない。
最近、蒼の筋力や丹の豊満なボディに対しても対抗意識を抱きつつあるようで、そのあたりの知識を大量に仕入れている様子。
生徒会活動
武良穂の生徒会に所属しており、役職は会計。
本当は陽彩が任命された書記がよかったのだが、蒼に「書記は二人もいらない」と論破され仕方なく会計に。
しかし部活動などの予算組みや、不正な備品購入がないかどうか確認するなどちょっとしたパズルのような部分が気に入ったらしく、現在では会計という役職に満足している模様。
蒼と丹が卒業した後は生徒会長になろうと思っている。