丘田マリアンヌ
丘田マリアンヌ(おかだまりあんぬ、5月25日-)は、日本の女子校生兼、魔法少女。東京都中野区出身。
丘田マリアンヌ
出身地 | 日本 |
誕生日 | 5月25日 |
身長 | 169cm |
血液型 | O型 |
3サイズ | 89/58/88 |
来歴
幼少期
フランス人でアートディーラーの父・ピエール・シュヴァリエと日本人で元美術商の母・夕梨花の間に生まれたフランス系ハーフ。父親は年の半分ほどは世界を飛び回っているため、家でフランス語が飛び交うことは少なく、マリアンヌはフランス語を喋ることができない。
フランスの血が入っているため、日本人離れをしたエキゾチックな美貌を持っており、幼少期は通り過ぎる人々が思わず「可愛い」と声をあげるほどであった。
同人誌をコミケに出展した経験のある父親の影響から、小さい頃から塗り絵や絵を描くことが好きであり、外で遊ぶよりも家の中で遊ぶことが多かった。
その影響で幼稚園に入園しても周囲とうまく馴染めず、1人で過ごすことが多かったものの、母親の溺愛ぶりのおかげでマリアンヌ自身は寂しさを感じることはあまりなかった。
また、母・夕梨花はコスプレイヤーとして活動していたせいか、子供用のコスプレ衣装を自作し、マリアンヌに着させることも。いつか親子でイベントに参加するのが夢だと周囲に語っていたとのこと。
少女期
小学校低学年の頃は友達も多く、放課後に遊びに誘われることも多かったが、その誘いのほとんどを断って、家でアニメを見たり、漫画を読んで過ごすことが多かった。
高学年になるとオタク活動に拍車がかかり、週に1回あるクラブ活動で『マンガ研究クラブ』に所属し漫画を創作していた。マンガ研究クラブに属する仲間とは、気兼ねなく話すことができたが、クラスで会話の出来る友人はほぼ居なくなっていた。
中学校に入学すると、小学校で仲の良かったマンガ研究クラブの仲間とはクラスが離れてしまった。また、マンガ研究部などのオタク系の部活がなかったこともあり、マリアンヌは孤立してしまう。
友達は居なかったが、マリアンヌにはイラストを仕事にしたいという夢を持っていたため、1人で絵を描く休み時間は苦痛に感じなかったようである。
しかし、休み時間にこっそりと書いていた漫画をクラスのカースト上位の女の子に見られてしまい、笑いものにされた挙句、いじめのターゲットになってしまうという事件が起きる。
笑いものにされた理由は、当時の流行りの漫画やアニメからはかけ離れたような絵を描いていたことであり、その絵が下手だったことも理由として挙げられる。この一件をきっかけにマリアンヌは絵に対する自信を失い、夢を諦めることに。
その後、マリアンヌの受けていたいじめは1学年下の槍水りりにより解決する。それをきっかけに2人は一緒に下校をしたり、放課後にゲームセンターで遊ぶような仲になり、マリアンヌはりりに絶対的信頼を寄せるようになった。
私立聖チャールズ学院期
私立聖チャールズ学院の普通・進学コースに入学する。この学院を選んだ理由は、「芸術コース」があるからで、再度絵を描く自信が湧いたときはそのコースへと異動をしたいという一縷の望みを残したためである。
マリアンヌは夢を叶える自信は失くしていたが、絵を描くこと自体は辞めておらず、趣味程度に描くことは続けていた。
しかし、「また絵をバカにされたらどうしよう」という気持は捨てることが出来なかったため、周りにはイラストを見せることもなく、漫画研究部への入部も諦めていた。
その後マリアンヌは、別世界で出会ったマリオンによって再び夢に向かう自信を取り戻すと、漫画研究部に所属することになる。
交友面に関しては、変わらずりりと仲が良く放課後に一緒にゲームセンターに行ったりなど、学生らしいこともしているようである。
家族構成
父 ピエール・シュヴァリエ
母 丘田夕梨花
ペット オスカル(猫、ロシアンブルーのメス)
人物
天性のオタク
ハーフ美人の容姿を裏切るオタクっぷりで、それは親譲りの天性のものである。
母親は高校1年生の時からコミケに通い始め、高校3年からコスプレイヤーとして活躍をするほどのオタクであり、父親もアニメや漫画を読みたいがために日本語を覚えたほど、オタクカルチャーを愛している。
マリアンヌは広くコンテンツに触れているが、特に好きなジャンルはハイファンタジーであり、現実ではあり得ないようなワクワクする世界や設定部分に魅力を感じているようである。このように現実味のないものが好みなので、ロマンチストな部分がある。
また、基本ハッピーエンドで終わるものが好みであり、マリアンヌは現実でも世界中の人がいつかきっと幸せになれると本気で思っている。
月のおこづかいやお年玉はすべてオタ活の費用となるため常に金欠気味であるが、接客業のバイト全般が苦手なため、どうしようかと悩んでいる。
漫画研究部
中学時のいじめから、絵を描くことに対して「またバカにされるのではないか」という恐怖でコミュニティに属して絵を描くことを避けていた。しかし、マリオンとの出会いにより再度夢に対する希望を取り戻した結果、漫画研究部に所属することになる。
漫画研究部では、小学生の頃の漫画研究クラブのように、同じ趣味の仲間たちと仲良くすることができ、新たな居場所として確立していく。絵が上手な部員たちに教えてもらいながら、努力している様子。