袖城セイラ
袖城セイラ(そでしろせいら、 3月9日-)は、日本の女子校生兼、魔法少女。東京都新宿区出身。
袖城セイラ
出身地 | 日本 |
誕生日 | 3月9日 |
身長 | 167cm |
血液型 | A型 |
3サイズ | 80/54/80 |
来歴
幼少期
大手銀行の支店長を勤める父・袖城孝弘と、弁護士である母・ジュリアの次女として生まれる。5歳年上の姉・アリアを持つ。母であるジュリアがイギリス人のため、日本とイギリスのクォーター。
父や母も仕事の事情は一切家庭に持ち込まなかったため、ごくごく一般的な子供として愛されて育った。家族全員から溺愛されていたためやや甘えん坊。中でも姉には四六時中ついて回り、夜中もベッドに潜り込むほど懐いていた。
姉もまたそんなセイラを大事にしており、一緒に遊んだり、絵本の読み聞かせをすることも多かった。姉はこの頃から魔法少女アニメをよく観ており、セイラも一緒にぼんやり眺めてはいたが、セイラ自身はおとぎ話の絵本などの方が好きだった様子。
少女期
姉と同じ小学校に入学。甘やかされて育った影響かわんぱくな子で、低学年時は読書などより友人たちと外を駆け回ったりする方が好きだった。膝を擦りむいて保健室の世話になることも少なくなかった。成績の方はそこそこ。
姉に会いたいがために姉のクラスへおそるおそる足を運ぶこともあり、姉のクラスメイトからも可愛がられていた。
姉が中学に上がってバレエを始めると、セイラもバレエに興味を持つ。両親に公演へ連れて行ってもらったり、姉の通うバレエ教室へ一緒に通ったりし始めると、元々おとぎ話などを好いていた影響でどんどんバレエに傾倒していく。
姉妹揃ってバレエ教室の人気者になると、姉と、『いつか大きい舞台で、姉妹揃ってプリマになって舞台を飾ろう』と約束を交わす。しかしセイラ11歳時、バレエの公演帰りに、興奮のあまり不注意に道路へ飛び出してしまったセイラを庇い、姉は車にはねられて命を落とす。
それ以降セイラはバレエに対してトラウマを覚えてしまう。また、姉から命も夢も奪ってしまった自分を責め、塞ぎ込んでしまう。
家族内で一番早く立ち直った母の必死のケアによってなんとか再び元通り生活できるようになったが、天真爛漫な性格はなりを潜め、落ち着いた大人しい性格になる。そして周囲から距離を置くようになり、悲劇を忘れるように勉学へ励むようになった。
都立有羽学園期
また自分のせいで誰かを傷つけてしまうかもしれない。そんな姉を失ったトラウマのせいで、有羽へ入学後もあまり他人を寄せ付けないスタンスを貫いていた。
近寄りがたい存在として周囲から怖がられていたが、ある日同学年の百波瀬ここあと出会う。家族を失った者同士、意気投合すると、やがて親友と呼べるほどの関係へ発展していく。
過去を共有できる友人を得たことで、学園でも少しずつ笑顔を見せるようになった結果、元々あった近寄りがたいイメージとのギャップが人気を博し、高嶺の花としてもてはやされるようになる。
家族構成
父 袖城孝弘
母 袖城ジュリア(旧姓:キャンベル)
姉 袖城アリア(故人)
祖母 パトリシア・キャンベル
人物
英語
母は家で英語を使うことはないが、セイラはイギリスにいる祖母と仲が良く、その影響で英語が話せる。しかしあくまで祖母との会話の中で覚えていたものであり、口語としての色が強い。
そのため、文法も重要になってくる学校の英語の授業は真面目に受けている。英語は読めるし話せもするが、馴染み深いものではなく疲れるので、自分から英語の本を読んだりはしていない。
部活
テニス部に在籍。しかし友人に頼まれて仕方なく籍を置いているだけであり、活動にはあまり顔を出していない。
行っても応援するか練習の手伝いをする程度なのでどちらかと言えばマネージャーに近い。