シラコズイキ
シラコズイキ(白子芋茎)とはアラバチ属のゲルテ。生体反応の一環で『精包』、いわゆる『ミツアワビの強精剤』を生成する種である。
特徴
アラバチ属の中でも巨大な勃茎を持つ。稀に隠頭裂から精包と呼ばれるカプセル状の袋を排出する。その見た目から精包と名付けられてはいるものの、本当に繁殖プロセスに用いられるのかは不明である。例えば、どのようにして別個体に精包を届けるのか、媒介する生物(もしくは悪魔)がいるのかなどは観察されていない。
しかしながらこの精包がミツアワビに対して強烈な興奮を促すことは判明しており、何らかの共生関係にあると思われる。黴体生物には性別がないと考えられているが、ミツアワビとは同種の雌雄であるという説もある。